クラウドソリューションを拡張し、自動運転車の未来に新たな可能性を
自動運転車が前方車両との適切な車間距離を判断するためには、現在の路面状況に関する情報が不可欠です。さらに、路面品質まで把握できれば、リスクは一層低減されます。NIRA Dynamicsのソフトウェア「Road Surface Information」とクラウドソリューション「Cloud by NIRA」は、まさにそれを可能にします。そして今回、Infocarとの協業により、本ソリューションの展開は次のステップへと進みます。
Road Surface Informationは、路面品質を継続的にモニタリングし、変化する路面状況、路面のくぼみやポットホール、さらには路面の粗さの違いを検知します。本ソフトウェアは車両に既存搭載されているセンサーを活用して路面状況を分析するため、追加のハードウェアは不要で、コスト効率の高いソリューションとなっています。
先進運転支援機能(ADAS)への関心が高まる中、本ソフトウェアは車両のOBDインターフェースを通じて、関連する路面データを収集できるようさらに進化しました。昨冬には、この方法により約1万キロメートル分の路面データが収集されました。さらに2016年夏には、NIRAはInfocar ABとの協業のもと、データ収集の次段階へと進み、収集量は約2万4,000キロメートルに拡大する予定です。
NIRAのクラウドソリューションにより、これらのデータはドライバー、運転支援システム、そして道路管理者によって活用することが可能になります。また、リアルタイムの気象情報に基づくナビゲーションデータとしても利用できます。将来的には、こうしたデータが、より安全な自動運転車の実現にも貢献していきます。

