NIRA Dynamics、Sensataと戦略的協業を発表 ― タイヤトレッド深さ監視ソリューションを共同開発

Sensataの新しいタイヤ・トレッド深さ監視(TDM)ソリューションは、NIRA Dynamicsのトレッド摩耗推定ソフトウェアを活用し、タイヤが安全でないレベルまで摩耗した際に、車両OEM、ドライバー、フリートへタイムリーなアラートを提供します。これにより、適切なタイミングでの整備が可能となります。

ソフトウェアベースのTDMシステムは、既存の電子制御ユニット(ECU)に統合可能であり、車両メーカーはカスタムソフトウェア開発を行うことなく、複数のプラットフォームへ迅速に導入することができます。

スウェーデン・リンシェーピング、2022年3月16日
NIRA Dynamicsは本日、Sensata Technologies (NYSE: ST)との新たな協業を発表しました。本協業により、自動車OEM向けに、タイヤの健全性を最適化し、安全性、効率性、稼働率を向上させる、高精度かつ堅牢なタイヤ・トレッド深さ監視(TDM)「バーチャルセンサー」システムを提供します。
Sensataが提供するTDMソリューションは、NIRA Dynamicsのトレッド摩耗推定ソフトウェアを基盤としており、タイヤが危険な摩耗状態に達した際に、OEM、ドライバー、フリートに対して適切なタイミングで通知を行うよう設計されています。

本ソリューションは、Sensata Technologiesが有する自動車用センサー分野での専門性と、NIRA Dynamicsの組み込みソフトウェアおよびクラウドサービス開発における強みを融合したものです。これにより、Sensataの市場をリードするタイヤ安全製品に、新たな安全性およびメンテナンス機能が追加されます。
このバーチャルセンサーシステムは、車両にすでに搭載されている複数のセンサーからデータを取得・統合する革新的な技術で、タイヤの摩耗状態に関する高精度な情報を提供します。

本ソフトウェアベースのシステムは、複雑なアルゴリズムを用いてトレッド深さの減少を監視し、さまざまな実環境条件の影響を補正します。また、タイヤの交換やローテーションにも対応し、単に走行距離を測定するだけでは得られない、より包括的なソリューションを実現します。
バーチャルTDMは既存のECUに統合可能で、多様なタイヤ仕様や車両設計に適応するよう設計されています。これにより、車両メーカーは特別なソフトウェア開発を行うことなく、複数の車両プラットフォームへ迅速に展開することができます。

Sensata Technologiesのオートモーティブ部門バイスプレジデントであるEric Sorret(エリック・ソレ)は次のように述べています。
「NIRA Dynamicsとともに自動車業界向けの新技術に取り組めることを大変うれしく思います。Sensataは20年以上にわたりタイヤ技術を開発してきましたが、この新しいバーチャルセンサーは、その経験をさらに次のレベルへ引き上げるものです。既存のセンサーから取得されているデータを活用・分析することで、お客様に正確で価値ある情報を提供できます。」

NIRA DynamicsのCEOであるLisa Åbom(リサ・オーボム)は次のように述べています。
「NIRAとSensataの協業は、まさに理想的な組み合わせです。車両データとクラウドサービスにおける当社の経験と、Sensataのタイヤ安全製品、インフラ、そして幅広い顧客基盤を組み合わせることで、追加のハードウェアを車両に搭載することなく、車両メーカーとその顧客にさらなるインサイトを提供できます。本ソリューションは、ドライバーのタイヤ状態に対する認識を高め、タイヤ起因の事故削減に貢献することで、安全性を大きく向上させます。」