2024年を振り返って ― 成長、イノベーション、そして節目の一年
一年が終わり、新しい年が始まった今、これまでの成果を振り返り、未来に目を向けるタイミングがやってきました。
2024年は、NIRA Dynamicsにとって、イノベーション、事業拡大、そして数々の重要なマイルストーンに満ちた、非常に濃密で特別な一年となりました。
記録的なスタートを切った一年
2024年は、Tire Pressure Indicator(TPI)が累計1億ユニットを突破するという、象徴的な出来事から幕を開けました。2006年の発売以来、TPIは45以上のブランド、1億台を超える車両に搭載されてきました。
物理的なセンサーをソフトウェアに置き換えることで、エッフェル塔約4.5基分に相当する電子廃棄物を削減し、車両のライフタイム全体で78,000トンのCO₂排出量削減を実現しました。これは、ソフトウェアが効率性、持続可能性、そしてよりスマートなモビリティをいかに推進できるかを示す、力強い証です。
新たなイノベーションの市場投入
2024年には、3つの新製品を市場に投入しました。
TPI UX
ドライバー視点で設計された次世代の間接式タイヤ空気圧監視システム(iTPMS)です。タイヤ状態の可視化、パーセンテージ表示、重大なパンク警告、簡単なリセット機能により、安全性、使いやすさ、そしてドライバーの安心感を大きく向上させます。市場からの反響は非常に大きく、ローンチからわずか6か月以内に、GAC Aionで初の量産採用が実現しました。
Road Insights
既存のRoad Surface Insights製品を大きく進化させ、ユーザー体験とスケーラビリティを向上させるとともに、将来の成長に向けた基盤を構築しました。
Road Safety
この新製品の最初のアプリケーションは、ドイツのアウトバーンにおける道路標示の評価です。より高い安全基準と、適切に維持管理された道路インフラの実現に貢献します。
グローバル展開の加速
2024年は、企業としても大きな前進の年となり、2つの新拠点を開設しました。
NIRA Japan
2018年から事業を展開してきた日本市場へのコミットメントを、さらに強化しました。
NIRA USA
北米におけるインフラ事業の急成長を背景に、自然な流れとして米国拠点を設立しました。今年だけでも、19の州と連携するAuroraプロジェクトを成功裏に実施し、コネクテッドカーデータを活用した冬季道路管理の可能性を探りました。
ともに祝うひととき
一年の中でも特に印象的だったのは、全社員が集まった特別な社員旅行です。Ystad Havsbadでの3日間では、イノベーション、製品ポートフォリオ、そして企業価値について深く議論しました。
また、TPIライセンス1億件達成を記念し、「グレート・ギャツビー」をテーマにしたパーティーを開催しました。これは、NIRAの成功を支えてきた全員への、心からの感謝を込めた祝福の時間でした。
成果とエンゲージメントに満ちた一年
製品ローンチやグローバル展開に加え、2024年は実行力とエンゲージメントの面でも非常に充実した一年となりました。
・100件以上の顧客向けプロジェクトを完遂
・車両テスト走行距離 300,000km達成
・20回以上のイノベーションスプリントを実施
・学生向けイベントへの積極的な参加
・22名の新しい仲間を迎え入れ
・5件の卒業論文を指導し、学術連携を推進
・従業員モチベーション評価 100点中81点を獲得
2025年に向けて
冬休みは、立ち止まり、振り返り、そして英気を養う大切な時間となりました。個人的には、毎年のことながら、家族や大切な人たちと静かな時間を過ごすことが、私のクリスマスの願いでした。
しかし今年は、「平和」という言葉が、これまでとは違う重みを持っています。世界の多くの地域で紛争や苦しみが続く中、2025年に向けて変化が訪れることを心から願っています。
年明けとともに再びフルスピードで動き出す今、2024年を素晴らしい一年にしてくださったすべてのお客様、パートナー、そして同僚の皆さんに、心より感謝を申し上げます。
2025年も、引き続きこの歩みをともに進めていけることを楽しみにしています。


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