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AIによる道路気象予測とリアルタイム・コネクテッドカーデータを統合した新たなデータセット

作成者: Johan Hägg|11 11, 2024

Vaisala XweatherとNIRA Dynamicsは、道路気象予測およびコンピュータビジョンによる観測データを、リアルタイムのコネクテッドカーデータと統合した新しいデータセットを初めて発表しました。本データセットは、データ主導による道路安全および道路保守の新たな基準を打ち立てるものです。

この統合データは、コネクテッドカーから収集された数十億におよぶNIRA Dynamicsの豊富なデータと、Vaisala Xweatherが提供する高度なAIおよび機械学習ベースの道路気象予測モデルを組み合わせたものです。これらの予測モデルは、一般に公開されている気象予測と比較して、最大50%高い精度を実現しています。

将来のドライビングは、より正確でリアルタイムな道路気象および路面状態データへの依存度がますます高まっていきます。自動運転や運転支援機能の利用可否は、走行環境に大きく左右されるためです。現在、多くの電気自動車(EV)では、安全性を確保する目的で、気温が4度を下回った場合やタイヤの転がり抵抗が変化した場合など、比較的粗い推定に基づいて運転支援機能が制限されるケースが見られます。

 

タイヤグリップ、路面摩擦、路面品質、気象条件といったコネクテッドカーからのリアルタイムデータに、業界をリードする道路気象予測を組み合わせることで、この統合データセットはすでに多様なユースケースを実現しています。

具体的には、悪天候や厳しい路面条件下でも自動運転・運転支援機能の利用範囲を拡大し、事故発生リスクを低減することが可能になります。また、コンピュータビジョンを活用して道路品質を評価し、保守作業を最適化するほか、冬季の道路用融雪剤の使用量を最小限に抑えるなど、資源使用の削減にも貢献します。

その効果は、ドライバーや歩行者といったすべての道路利用者に及び、安全性の向上、環境負荷の低減、さらには道路管理者や自治体にとってのコスト削減にもつながります。

NIRA DynamicsのコネクテッドカーデータをVaisala Xweatherのプラットフォームに統合することで、本パートナーシップは道路安全および自動運転分野における将来的な進化の可能性を大きく広げています。この統合データは、EVの航続距離最適化、交通管理、保険におけるリスク評価、事故発生率の低減といった、さらなる応用分野への扉を開きます。

「NIRA Dynamicsの使命は、データ主導によって、より安全で効率的な移動を実現することです」と、NIRA DynamicsのCEOであるリサ・オーボムは述べています。「Vaisala Xweatherとの協業により、道路保守の専門家、自動車メーカー、ナビゲーションサービス提供者が将来にわたって競争力を維持できる道路気象データへのアクセスを提供できるようになります。天候が道路安全に与える影響は誰もが理解しており、Vaisala Xweatherとともに、私たちは業界を前進させていきます。」

 

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